【イベントレポート】「多様な働き方」を実現する方法とは?大企業×個人×地域のコミュニティ“週4社員カフェ”開催
(株)シーオーメディカルが提供する「週4社員ドットコム」は、2024年8月21日(水)に第0回目としてコミュニティイベント『週4社員カフェ』を開催しました。このイベントは、全国700拠点以上のワークプレイスプラットフォーム「TeamPlace」、大手町で交流施設「3×3Lab Future」を運営するエコッツェリア協会との三者の共同企画で行われ、「多様な働き方」をテーマに、パラレルなワークスタイルに興味のある個人、法人、地方自治体や学生等、様々な人との交流や事例紹介を通じて新しい働き方について考えていくことを目的として行われました。
■週4社員ドットコムとは?
三方良しをコンセプトに、「週4日は自社で働き、1日は他社で働く」という新しい働き方を企業へ提唱しています。従業員にパラレルな働き方が出来る環境を提供することでスキルアップや経験の場を増やし、従業員がより意識高くイキイキと働ける環境作りを提供するキャリア自律支援プログラムです。2022年に提供を開始し、出光興産株式会社、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社をはじめとした大手企業に導入されています。
週4社員カフェ当日の様子
イベントは現地参加とオンライン参加を取り入れたハイブリット型で開催され、会場となった3×3Lab Futureにはおよそ50名、オフラインではおよそ10名が参加しました。もともと20名程度の参加者を予定していた会場は大賑わい。後方で立ちながら参加してくださる方も見受けられました。
「週5日×1社」以外の働き方
冒頭では、週4社員カフェの企画・運営者である宮川と安東からコミュニティイベントの立ち上げ・開催に込めた思いについてプレゼン。
週4社員カフェの企画者・宮川からは、「『週4社員×週1複業』をはじめとする多様な働き方をしている方・興味関心を持っている方などがカジュアルに集まり、意見交換をし、新しい人がまた参加していくことで、参加者と一緒になって週4社員という働き方のムーブメントを創っていきたい」というビジョンをお話ししました。会議室でプレゼンするよりも、熱量の高い参加者が集まっている場で双方向の参加型イベントにすることにより、”自分ごと”に落とし込みやすくなったり、参加者のアイデアをどんどん取り入れることができるようになる、とコミュニティ型イベントにした経緯についても触れました。今後は参加者とのコラボレーションも積極的に考えていきたいそうです。
週4社員カフェ プロデューサー・宮川
週4社員ドットコムのゼネラルマネージャー・安東からは、「『週4社員×週1複業』のような働き方をしてみることで、自分の軸となる経験が増え、キャリアが広がっていく。また、企業や地域を超えてスキルをシェアしていくことで、より活発な世の中に繋がる」と、自身の経験を交えた考えをお話ししました。
週4社員ドットコム ゼネラルマネージャー・安東
イベント内では参加者同士の事例共有や質疑応答も活発にみられました。個人で複業をされている方、働き方改革を実施したい企業人事の方、就職活動を控える学生たちがそれぞれの思いや考えをシェアし、真剣に耳を傾ける参加者たちの様子がありました。
週4社員ドットコムを活用し、週4社員制度導入に向けたトライアルを実施中のカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC)で人事を務める小島さんからは、
「(多様な働き方を社内で推し進めるには、)経営側がそこにコミットしているかどうかが一番大きく影響する。あとは人事の中でどのように制度を整えていくか。トライアルとして一旦チャレンジしてみるのもアリだと思うし、経営と人事がしっかりとグリップしていけば、ある程度進められるのではないかと思う。」
と、人事としての経験を踏まえた考えをシェアいただきました。
CCCで人事を務める小島さん。出向先では人事制度設計や業務効率化に携わる。
また、週1日他社へ出向をしているCCCの岩谷さんは、
「経営層が他社での複業を推進しているため、安心して(週1複業先へ)出向することが出来ている。また、自社と出向先でフラットに情報共有ができ、お互い学びのあるwin-winな関係で幅が広がっていると感じる。これが共創(社会)の土台になっていくのではないか。」と語ってくださいました。
CCCで役員秘書を務める岩谷さん。週1日の複業がきっかけとなり、CCCに勤めながら自分の会社を設立。
13時でイベントは終了したものの、多くの方がその場で運営陣や他参加者の方々とコミュニケーションを取られており、充実した時間となったことが伺えました。また、イベント後のアンケートでは、参加者の皆様から以下のようなご感想をいただきました。
- コンプライアンスが厳しくなる昨今、どう企業を超えて交流を深めるかが気になった。
- 重要なのは受入側の理念やミッションで、人材のスキルではないということ。ミッション、ビジョンが共有できれば、前に進むというのは共感です。
- 社会が共創とか場を作ろうとしていることを実感しました。
- 大企業が組織としてコミットすれば提供価値は飛躍的に増えるなと感じた一方で、その難しさも感じ、うまくバランスを取っていきたいと考えました。
- 学生の方たちが意欲的に発言し、未来の働き方についてポジティブに考えてらっしゃることに生の声として参考になりました。
- 開催を重ねて基本的な理解が広まった後には、導入までに取り除くべき障壁などを企業の方も交えてズバズバ議論する会があったら面白いなと感じました。
- 週4社員を働き方改革として推進していくとともに、副業として地方創生に関わる増える仕組みづくりを地方自治体としても検討していきたいです。
今回は第0回ということで、運営側からの思いやこのイベントの趣旨を多くお話しさせていただきました。今後は皆様からのご提案やアイデアを取り込みながら、参加者全員が主役となるイベントにしていきます。あらためて、今回ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
次回は9月25日(水)12時5分~を予定しております。楽しみにお待ちください。
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次回以降の開催予定
第1回:9月25日(水)12時5分~13時00分 参加お申込みはこちら
第2回:10月16日(水)12時5分~13時00分
第3回:11月20日(水)12時5分~13時00分
第4回:12月18日(水)12時5分~13時00分
※日程は変更となる場合がございます。
- 週4社員や週1複業という働き方を社内で検討したい方はこちらよりお問い合わせください。
- 週4社員カフェの詳細については、専用コミュニティスペースにて情報発信をしております。未登録の方はぜひ会員登録と「つながり申請」をお願いします。※ご登録手順はこちらからご確認ください。